03.21 第2回A杯争奪VF2対戦大会

DATE 1995.03.21
PLACE ゲームスポットアテナ町田店
Version Virtua Fighter 2
ENTRY 32 TEAM
WINNER 全日本チーム
柏ジェフリー/弟子サラ/池袋サラ
MVP 柏ジェフリー
BEST BOUT 柏ジェフリー VS キャサ夫
決勝・大将戦で2人の鉄人が激突!

第1回大会の盛り上がりが予想以上であった事や、「キャサ夫」のその強さが口コミで広がり、この2回大会では「バーチャの聖地・スポット21」から猛者が参加し、さながら「町田 VS 新宿」と言う図式となった。又、SEGA公認・鉄人の称号を得た5名(池袋サラ、柏ジェフリー、ブンブン丸、K.K雪風、キャサ夫)全て参加のハイレベルな大会。勿論会場内の盛り上がりは前大会に増してヒートアップ!

「フロックの起きないVF2」と言われる通り、決勝戦は前大会優勝・キャサ夫率いる「ゲーメストチーム」と、新宿・ゲームスポット21の1軍・柏ジェフリー擁する「全日本チーム」との対決に。大将戦までもつれ込む激戦で、最終戦は「キャサ夫 VS 柏ジェフリー」。サブタイトル通り、業界のエキスパート2名が最高の舞台で激突!フルセットまでもつれ込む激戦の末、柏ジェフリーが今となってはもう語り草とまでなっている「ダッシュパワースラム」を決め、ゲーメストチームの2連覇を見事、阻止した。

又、第2回大会も個人戦が開催され、こちらはキャサ夫が安定した強さを発揮し、前大会の汚名を返上している。


06.25 第3回アテナ杯争奪VF2チームバトル

DATE 1995.06.25
PLACE ゲームスポットアテナ町田店
Version Virtua Fighter 2
ENTRY 48 TEAM
WINNER かかって濃いーズ
Scho小杉/まさ兄/キャサ夫
MVP まさ兄
BEST BOUT ブンブン丸 VS 大門ラウ
しゃがみバックダッシュの有効性を自ら実証!

アテナ杯の噂は関東のみならず全国的にメジャーになり始め、第3回大会では京都軍団が参加。当時関東ではかねてから噂の「大門ラウ」がアテナ杯初登場となった。当時関東圏では誰も知らなかった「無敵起きあがり」「立ち斜上」を引き下げ、当時殆ど負け知らずの大門ラウの登場とあって、会場内は完全な「関東 VS 関西」の図式となった。

そして今大会、一番闘志を燃やしていたのは「キャサ夫」でも、「柏ジェフリー」でもなく、前大会でビデオカメラの前で

「次覚えてろよ!」と吐き捨てたブンブン丸であった。そして決勝トーナメント、「~番引かせてもらいます」(1回戦、京都と当たる場所)と公言し、見事引き当てるというパフォーマンスを披露!そしてその問題の1回戦の大将戦で両者が激突する。ブンブン丸は大門ラウのタテ押しにあっという間に2本取られ、3本目もあと一押しでリングアウト負けと言うところから斜上Pスカしジャイアントスイングを決め、そこから流れに乗ってブンブン丸らしくしゃがみ投げを連発し見事勝利!あまりの劇的な勝利に大会が中断してしまうほどの試合であった。 しかしその後は力尽きたのか準々決勝で敗れてしまう。

優勝は「かかって濃いーズ」に。キャサ夫が安定した力を発揮し、アテナ杯2度目の優勝を成し遂げた。又、チームメイトのまさ兄が予想外の大ヒット!ナイスプレイを連発しMVPを獲得した。


11.23 第4回A杯争奪VF2.1チームバトル

DATE 1995.11.23
PLACE 六本木 R・HALL
Version Virtua Fighter 2.1
ENTRY 80 TEAM
WINNER 2.1エモン
借金アキラ/明大前ちゃっきぃ/ビンボーラウ
MVP 明大前ちゃっきぃ
BEST BOUT キャサ夫 VS ZAN兄
因縁の対決(!?)

第4回アテナ杯は、膨らみ続けるチーム数の為予選を2回に分け、1次予選をアテナ町田店で(1995.10.29)、2次予選及び決勝トーナメントを六本木のクラブ、R・HALLを貸し切って盛大に行われた。また今回より使用機種は2.1となった。1次予選は1ブロック4チーム×16の全64チーム。上位2チーム(32チーム)が2次予選進出、そして前大会上位8チーム代表者が組んだシードチームや招待チームと六本木にて戦うという、今までに例を見ない狭き門となった。
この大会あたりから新興地区が続出し始めた時期でもあった。明大前や国分寺、横浜等、業界下剋上を目論み日々精進を続けるプレイヤー達が徐々に台頭し、事実、シードチームや有名どころが次々と2次予選で敗れている(ブンブン丸チームや新宿蟹アキラチームなど)。 又、京都軍団がリベンジに燃え上京してきた。今回はブレイン・ZAPジェフリーがメンバーを変えニューフェイスABCジャッキーと、SEGA主催全国・マキシマムバトル覇者であるZAN兄を引き連れ参戦。その実力に注目が集まった。

そして決勝戦の舞台に上がってきたのは、その京都チーム「チームAtoZ」と、明大前代表「2.1エモン」に。明大前は第2回から参戦している「明大前・ゲームinナミキ」の常連チーム。ゲームシステムを根底から検証し勝利への方程式を導き出し、それを正確に実行するその洗練されたスタイルは「明大前スタイル」とまで言われた。 決勝戦は明大前ちゃっきぃの活躍で大将を引きずり出し、大将ZAPジェフリーをには敗れるものビンボーラウが有無を言わさぬその無駄のない動きで圧勝し、初めて町田や新宿以外の地区がアテナ杯を制した。